これさえあればできるビジネスマン!
最低限持っていたいスーツ・シャツ・ネクタイの組み合わせ完全ガイド
■ 月曜から金曜、そして商談からアフターまで——現実に寄り添う装いとは?
スーツを買うとき、誰しもが少なからず「好きな色を着たい」「明るいスーツで気分を変えたい」「柄もののネクタイに挑戦してみたい」と思ったことがあるはずです。けれど、そうした“自分らしさ”を追い求めてクローゼットに増えていくのは、華やかだけど会社に着ていくには少し勇気がいる服ばかり——。
結局のところ、毎朝手に取るのは、いつものお堅いスーツ2着と数本のネクタイ。せっかく選んだ“お気に入り”がタンスの肥やしになってしまうことも少なくありません。
だからこそ、ビジネスパーソンとしてまず揃えておくべきなのは、「好き」よりも「信頼される」ことを優先できるスーツ。つまり、商談・会議・プレゼン・会食・社内勤務といった日常のTPOに的確にフィットする、“仕事着としての完成度が高いワードローブ”です。
本記事では、ネイビー/グレー/ストライプといったベーシックな3着のスーツを軸に、シャツ5枚・ネクタイ2本で構成される“最小構成で最大の信頼感”を生むコーディネートを紹介します。しかもすべて「現実にある」仕事シーンに当てはめて、月曜から金曜までの1週間に沿った形で提案。
たとえば月曜の社内ミーティングから始まり、火曜は既存顧客との打ち合わせ、水曜には上司同行のプレゼン、木曜は内勤で集中作業、金曜には商談とそのまま銀座へ。
ビジネスにおける“装いのルーティン”を整えることで、あなたの印象はぐっと安定し、信頼感も高まります。
曜日 | シーン | スーツ | シャツ | ネクタイ |
---|---|---|---|---|
月曜日 | Weekly meeting(社内会議) | グレー | サックスブルー | ネイビー |
火曜日 | 外部商談(アポ済の顧客) | ネイビー | 白 | ボルドー |
水曜日 | 部長クラスへのプレゼン | ネイビーストライプ | 白 | ボルドー |
木曜日 | 社内業務・資料作成 | グレー | 白 | ネイビー |
金曜日 | 商談→銀座で飲み | ネイビー | ロンドンストライプ | ノーネクタイ |

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日


「この着回し、週のリズムにすごく合ってますね!月曜は会議、金曜は抜け感でちょうどいい♪」

「そう、TPOと曜日をセットで覚えておくと、毎朝悩まなくて済む。ノーネクタイ金曜は俺もやってるよ。ベージュやブラウンのスーツは、これら基本的なカラーをおさえた後に余裕があったら持っておきたい。」
★POINT:金曜のノーネクタイスタイルは、商談相手や社内文化によって判断を。移動やアフターを見越した軽快な装いとして活用を。